頭皮の皮脂で抜け毛が増えるって本当?

AGAの原因をもう一度おさらいしてみましょう。

男性ホルモンであるテストステロンが還元酵素5αリダクターゼと結びつき、ジヒドロテストステロン(DHT)に変換され、このDHTが毛根のレセプターと結合してTGF-βという脱毛因子を発生させます。このTGF-βのせいで、毛髪サイクルが乱れて、本来成長期にあるはずの髪の毛が、休止期に入り、脱毛が進んでいってしまう・・・。

これがAGAの原因でしたね。

ところが、育毛剤や育毛シャンプーのCMやテレビや雑誌で盛んにいわれていることがあります。
「頭皮の脂の分泌量が増えると抜け毛が増える」


こんなフレーズ聞いたことありませんか?

育毛剤


育毛剤や育毛シャンプーの宣伝のキャッチコピーを読んでみると、よくこんな説明が付け加えられています。「シャンプーのしすぎで頭皮の皮脂をとりすぎると、皮脂の分泌量が増えて毛穴につまり、毛穴が炎症を起こして、抜け毛が増える・・・」


結論からいいますと、頭皮の皮脂が原因で抜け毛の原因になることは基本的にありません。
※脂漏性湿疹といわれる、脂分が多く頭部に湿疹ができてしまい、そのせいで抜け毛が増える場合はあります。


現在日本では、約1200万人の人が薄毛で悩んでいると言われていますが、脂漏性皮膚炎からくる抜け毛や円形脱毛症、抗癌剤などによる抜け毛を除いて、男性の抜け毛の場合、ほとんどがAGA(男性型脱毛症)が原因です。

AGAの原因で皮脂の分泌量などが関係していることはありませんので注意してくださいね!何のデータにも基づいていない、いわば都市伝説的な話題のひとつです。


当たり前のことですが、皮脂の分泌量が多い方でもAGAにならない方もたくさんいますし、皮脂量が少なくてもAGAになる方はいます。
頭皮の皮脂が多くなること自体は、個人的にイヤですが、それが原因で抜け毛になることはありませんので、ご安心くださいね。

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